間に合った。
OPAM(大分県立美術館)で開催されていた
〈生きるチカラ展〉。
中でも一番の目的は、
ずっと見たかった「しょうぶ学園」の展示。
しょうぶ学園は鹿児島にある障がい者福祉施設。
ものづくりを障害者支援事業の柱としていて、
施設に通う方々の特性・能力を生かして
数多くの作品を世に生み出しているところ。
中でもやっぱり洋裁屋として気になるのは
〈nui project〉と呼ばれる針と糸を使った
表現の数々。
とても緻密なビーズワークから
ただ布に糸を通しただけのもの、
糸を通しすぎて変形してしまっているシャツ…
何という純度の高さだろう。
何の為に、とか
何を考えて、とか
どうでもいいの。
やりたいからやるんです。
縫いたいから縫うんです。
こんなアートがお家にあったら
嬉しいなぁ。